りぼん | 単行本 | 備考 |
319 | 扉絵(カラー) | |
321 | オリジナル | |
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343 | オリジナル | |
344 | 150 | |
345 | 151 | |
346 | 152 | |
347 | 153 | |
348 | 154 | |
349 | 155 | |
350 | 156 | |
351 | 157 | セリフ違い。リボンのトーンなし。 |
備考
話の大半が削られたというとんでもない回。消された部分は、学校で撮影があり、そこに押しかけたオダカズが姫ちゃんが変身した自分をみて「或る廃屋の謎」で語られている(らしい)異世界の存在を確信するという話。ラストでリボンの色が完全に消えてしまっているという差もある。なお、扉絵は単行本未収録のトロピカルな姫ちゃん。
詳細
321ページ
木に根元に座って「或る廃屋の謎」を27回目の読み返しをして感動しているオダカズの下へ親友の田島くんがやってくる。
322ページ
「素晴らしい!!実に素晴らしい!何度読んでも血涌き肉踊る感動の嵐だ!!」とじ〜んと感動し、「田島くん!! 僕はやはり信じるよ!! この本に出てくるような異世界は存在するのだと!!」と興奮するオダカズ。田島くんは来週の土曜日放課後に風立一中で撮影があることをオダカズに教える。それに対し、オダカズは「それは きっと3章14ページめからのシーンだよ」と推定し、うらやましいが他校生だから見に行けないと残念がる。
323ページ
そこで田島くんはオダカズが花子先生と直接会って話をした仲だから見学ぐらいさせてもらえるだろうと提案。ところ変わって野々原家。パパから学校で撮影があることを聞いて喜ぶ姫ちゃんにパパは演劇部にエキストラを頼みたいと打診する。
324ページ
もちろん快諾の姫ちゃん。夢子も出たいとせがむ。そして、演劇部。部員たちは姫ちゃんに話を聞いて、とうとうスクリーンデビューと大騒ぎ、そこへ……。
325ページ
そこへ、日比野さんが「入部希望1名」とやってくる。姫ちゃんは「たしか前に言ってなかったっけ「あたしの入るクラブは大地くんファンクラブだけ」って」とスルドイツッコミ。しかし、日比野さん「あら もちろんメインはそれよ」と軽くやりすごす。
326ページ
さらに、「だけど気づいたのよ シンデレラが屋根裏部屋で働いていたように 未来の大スターになるには ほこりにまみれた生活が必要なんだってこと!!」と日比野さん。美容院の予約を入れなきゃとロケ日をチェックし、「ああ…とうとうあたしの大スターへの道を一歩ふみだすのね」と目をハートマークに。姫ちゃんは入部届を手に「しょうがないなー 断るわけにもいかないもんなー 入部」と仕方なさそうな様子。そこへ静もやってきて、僕も演劇部だとアピール。「人間界の映画に出演なんて魔法の国史上初のことだよなァ」と思いフッと笑みを浮かべる。そして、「がんばっていい映画にしようね 姫ちゃん」と姫ちゃんの肩を抱き寄せたところで腕輪が発動。思いっきり痛がる静に、何事もなかったかのように「だからただのエキストラだってば」と姫ちゃん。そんな様子に後輩部員は「……姫ちゃん先輩のクラスって変人が多いんで有名なんだよな」。
327ページ
「日比野さんならやりそうなことだねーっ」と大笑いのポコ太。「も――っ頭いたいよ そんでもって映画の撮影が終わったらすぐやめちゃったりしてさ 演劇部」と姫ちゃん。そして、両親の映画に出られるなんていい記念になるねというポコ太に「ポコ太も一緒に出る?」と姫ちゃんが誘うも、ポコ太はまた騒ぎになったら困ると断る。
そして、撮影当日。
328ページ
ばっちり化粧してきた日比野さん。カメラさんにあたしを撮る時は右ななめ45度からと注文をつけたいと言う日比野さんに、スタフはセット組んでるから邪魔と邪険にあしらう。それに対して日比野さんは「将来きっと後悔する日がくるから!!」と言い返す。
その様子を見て「よくやるよな――日比野のやつ あれも一種の才能かもな 意外と将来大物になってたりして」と言う大地にテツが「なんつっておまえだって実は出てみたいんじゃないか? 映画」とツッコミを入れる。しかし、大地は「バカ ただでさえ負い回されて面倒なのに これ以上人気でたら困るだろ」と自惚れた発言(笑)を。
329ページ
そして帰ろうとする大地を姫ちゃんが見かけて「あれ――っ 大地帰るの――? あ そっか先生が見学禁止って言ってたっけ」と。それに対して大地は「本番ですっころばないように気をつけろよ!!」。そんな2人にテツは「僕は君だけのヒーローでいい…か」。そして、姫ちゃんのところに後輩2人がドキドキしてきちゃったとやってくる。
330ページ
そんな後輩に姫ちゃんは気合いが入るおまじないだと、いけいけゴーゴーッ!じゃ〜んぷ!! そこへ「あい変わらずね姫ちゃん」とやって来たのは聖さん。他の部員も口々に再会を喜ぶ。「一中でロケができてうれしい」という聖さん。
331ページ
「あたしも結花と一緒に映画出られて嬉しい」「ほんとね」と人差し指をくっつける姫ちゃんと聖さん(余談だが1巻57ページでで姫ちゃんとポコ太もこれをやっていた)。そこへ、姫ちゃんのことが心配だと様子を見に来たお母さん。そして、さらに、オダカズまで。
332ページ
オダカズの姿に「ちょっとまってよ――!! なんでここに来ちゃうのよ――っ も――っ見かけによらずミーハーなんだから!!」と姫ちゃん。「とにかく花子先生に会わせて下さい」というオダカズの言葉に、会話がかみ合わなくて(オダカズがあった花子は姫ちゃんが変身したもの)オダカズがまた変なこと探り出したら大変だと、とりあえず静を引っ張ってオダカズのもとへ。
333ページ
さらに、オダカズまで「話がある」と連れて行ってしまう。「こういう走り方は体への負担が大きくよくないですよ」というオダカズ。そして、「話って…なんなんです?」と息も絶え絶えに尋ねるオダカズを、姫ちゃんは「ここにいる有坂くんが織田くんと話をしたいって」と静に押しつけ、10分でいいから時間をもたせてと頼みこむ。
334ページ
静が引き止める間もなく、姫ちゃんは超ダッシュ!! いそいで織田くんにパラレルして、お母さんの下へ。
335ページ
「先生の作品はすばらしい!!ワンダフル!!日本一 いや 世界一!!」とお世辞を並べてお母さんをおだてる姫ちゃん。
336ページ
「それほどでもないわよ」というお母さんに「いーえっ!! 先生の作品なくして今の僕は語れません!! 先生は僕の神様あ!!太陽だ!!心のオアシスだっ!!」とダメ押し。徹底的にホメちぎられ、すっかり上機嫌になったお母さん、サイン色紙をプレゼントの上に見学の許可をはからってくれる。一方、その頃。静はもうすぐ撮影が始まる、魔法の国史上初のことなのに…と気が気でない。
337ページ
オダカズも「だから!!話っていったい何なんです!?」とイライラ。「君ってさあ知的なタイプだねェなかなかいいよ うん!!」と静。オダカズは「悪いんですけど僕 そういう趣味はないんです」。静も「ぼくだって男をくどく趣味なんてないよーっ いやだこんな役」と(笑)。そして、オダカズはせっかくの大事なシーンを見逃してしまっては悔やんでも悔やみきれないと立ち去ってしまう。静、それを追いかけようとして思いっきりコケる。静、転んだまま、「〜〜〜もう10分ぐらいたったよな…」。
338ページ
「へんな男だったなさっきの この学校じゃなくてよかった 早く花子先生とお会いし話をせねば」と思いながら階段を上るオダカズの前をもう一人のオダカズが通り過ぎる。
339ページ
その光景にショックでガクガクのオダカズ。はっと気づいた彼の目の前を姫ちゃんと通り過ぎて行く。
340ページ
姫ちゃんが去ったのを見計らってオダカズは廊下に飛び出すが、誰もいない。
341ページ
ドラマ収録中。聖さん、「わたしにもわからない どうしてこんなことになってしまったのか だけど信じて こことは別のもう一つの世界があるの!!」、?「どうしたのよ美幸!! あなた今日 変よ」、聖さん「違うの!! わたしはこの世界の美幸じゃないの 全く同じ顔をした別の世界の美幸なのよ!!」。ハイ、カット!
342ページ
「結花うまい――っ!!」と姫ちゃん。オダカズを見かけて、さっきのサイン色紙を渡す。「エキストラ――ッ 準備して――っ」とお呼びがかかる。「は―――いっ」と姫ちゃん。「とうとう魔法の国史上初(はぁと)」とわくわくの静、オダカズにぶつかって「じゃまよっ!!」という日比野さん。でも、日比野さん、化粧を落としてと言われてしまい、えぇ――なんでぇ!?と不満そう(化粧落としてのやりとりはセリフだけ、誌面にはいぶかしむオダカズの姿)。オダカズ、「やはり見間違いなどではない 昨日はたっぷり8時間ねた僕の目はメガネをかければ左が1.5、右が1.2見えるのだ」
343ページ
「たしかに異世界は存在する!! そして それに通じる道も……!!」とオダカズ。その様子を水晶玉で見ていたエリカ、「どうしよう!! あの織田くんって人 秘密に気づいてしまいそう!!」とハラハラ。「姫子さんのすることはほんとすぐ裏目に出てしまいますねぇ」とのんきチャッピーにエリカは「そんなこと言ってる場合じゃないわ!!この人は日比野さんみたいにうまくごまかせるとは思えないもの!! もし秘密がバレたら今度こそ本当に姫子の記憶は消されちゃう!!」
344ページ
「ここまできてそんなことって絶対にいや!! 姫子!! おねがいなんとか秘密を守って!!」と祈るエリカ(1コマ目)。廃屋(2コマ目。単行本の3コマが同じ)。3コマ目、「疲れた…」と、は―――っと大きなため息をつく姫ちゃん。単行本のスカっとした表情とは対照的である。4コマ目、「大地いる――? きいてよ大変だったの 今日…」。5コマ目、6コマ目は単行本の7コマ目、8コマ目が同じ。
351ページ
「リボンの色が消えちゃってる!!」→「リボンの色がうすくなってる!!」
さらに、リボンのトーンが張られていない。つまり、りぼん版ではこの時点でリボンの色が完全に消えてしまっている。
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