ゴースト「千夜一夜のオールドテイル」にはトーク中に用いる単語を教える機能があります。
メニューから「単語を教える」を選ぶほかファイルをドロップすることでも単語を教えることができます。
まず、覚えさせたい単語を1行にひとつづつ単語を記述したテキストファイルを準備します。
たとえば、「りんご」、「みかん」、「バナナ」という単語を覚えさせたい場合には下の画像のようになります。
このファイルに名前をつけて保存します。このとき拡張子を”.txt”としてください。また、ファイルパスに空白が含まれていると失敗することがありますのでフォルダやファイル名に空白を含まないように気をつけてください。
次にこのファイルを「千夜一夜のオールドテイル」にドロップします。
ファイルをドロップすると単語の種類を聞かれますので、単語の種類を選択します。
今回の例の場合は食べ物ですので、「食物」を選択します。
なお、ドロップしたファイルの拡張子が .txt ではない場合や空ファイル、もしくは、空行しかないファイルをドロップした場合には何もおきません。
単語を覚えた旨の台詞が表示されますので、メニューから単語群が正しく編集されていることを確認してください。
確認の結果、単語を覚えていたら成功です。もう元のテキストファイル(今回の例では”たべもの.txt”)は捨ててしまってかまいません。
ゴースト「千夜一夜のオールドテイル」には教えた単語を選択して忘れさせる機能があります。
通常はメニューからひとつひとつ単語を忘れさせますが、大量の単語を一度に忘れさせたい場合には、ファイルを直接編集することでも教えた単語を忘れさせることができます。
まず、ベースウェア自体を終了させるなどして、ゴースト「千夜一夜のオールドテイル」を起動していない状態にしてください。
次にゴーストのインストールフォルダの配下の ghost/master フォルダを開きます。
フォルダには”userdict.○○(単語の種類).txt”という名前のファイルがありますので、編集した単語の種類のファイルを開きます。
たとえば、教えた「食物」に関する単語について編集する場合は、”userdict.食物.txt”ファイルを開きます。
ファイルの中身は教えた単語が1行にひとつづつ羅列されているだけですので必要に応じて記述を削除してください。修正や追加も実施してかまいません。このとき、事前に編集するファイルのコピーをとっておくをおすすめします。
編集終了後、ゴースト「千夜一夜のオールドテイル」を起動し、メニューから単語群が正しく編集されていることを確認してください。